久米島には初心者ダイバーから上級者ダイバーまで、幅広くれるスポットがあります。
透明度も高くてきれいです。シーズンによって見られる生物も違い、一年中ダイビングを楽しむことができます。
のんびりマクロ系でまったりダイビング、大物狙いでガンガン攻めるダイビングなど、自分に合ったダイビングスタイルで楽しむことができます。
久米島へのアクセスは那覇空港で日本トランスオーシャンか琉球エアコミュニケーターに乗り換えて約30分です。羽田空港からは夏限定で直行便もあります。
久米島で見られる魚たち
マンタ
マンタと言えば石垣ですが、ここ久米島の「マンタステーション」でみることができます。
春から冬ならポイントへ行けるチャンスがあり、ビーチからも近いので、初心者でも狙えるポイントになっています。
モツキルカエルウオ
もはや久米島のアイドル的存在とでも言うのでしょうか。なんとも可愛らしいお顔で人気です。
ガイコツパンダホヤ
パンダのガイコツみたいに見えるから付けられた名前です。たしかに見えますよね。そういえば石垣でみたのはウルトラマンホヤでした。どっちも見た目からきているんですね。
ほかにもメガネゴンベ、クメジマオトヒメエビ、ニシキヤッコ、ギンガメアジ、ハンマーヘッドシャークなども見られます。
久米島の水温にピッタリなウエットスーツを選ぶ
年間を通して潜れる水温です。
水温が一番低いのは2月~3月で20~21度。一般的にはドライスーツです。私はドライスーツが苦手なので6.5ミリを使っています。
その次が4月~5月と12月~1月で22~24度。5ミリのウエットスーツにフードベストを着用します。
6月~7月は25度~27度。5ミリのウエットスーツだけで潜れます。
8月~9月は28度~30度。3ミリのウエットスートでも快適に潜れます。
久米島のダイビングショップの特徴と選び方
久米島は小さい島なので沖縄本島ほどショップの数はありません。わりとこじんまりした小さくてアットホームな雰囲気のショップが多いです。
ダイビングショップを選ぶとき、一番大切なのは信頼できるショップであるかどうか。これに限ります。事故に合わず無事に楽しんで帰ってくることができるのが大前提ですよね。
なので、ショップの特徴を知っておくことは大切です。
ショップを選ぶ際に、まずは聞き込みします。友人や知り合いから実際に使った方から情報をもらい、口コミは必ずチェックします。
あとは、HPでスッタフの人数、船の設備、ショップの設備などもチェックします。
HPを見ることでそのショップがどこに重点を置いているかもわかります。講習や育成に力を入れているショップなのか、ダイビングを楽しむことに力をいれているのか、など見ておきましょう。
本格的に潜りたい、スキルアップをしたい、アットホームな雰囲気、ホテルに併設されているなど調べればたくさん情報はあるので、自分に合ったスタイルのショップを見つけて下さいね。
利用したダイビングショップ「ダイブエスティバン」
知り合いの方から紹介してもらったのが「ダイブエスティバン」です。
常駐ガイドは3人です。ガイドの方がカメラに詳しいので設定を教えていただきました。
アットホームなかんじで、和やかな雰囲気の中、ダイビングを楽しむことができるショップです。
常連の方も多く、ダイバーに愛されているショップだと感じました。今後も久米島に行く際はここのショップを使います。
1 日のスケジュール
8:30 ~ 9:00
スタッフがご宿泊先まで迎えに来ます。その後港へ。
港に到着後、乗船して器材のセッティング。
8:45 ~ 9:15
船内設備の案内後、チームに分かれて1本目のブリーフィング。
9:00 ~ 9:30
ポイント到着後、1本目のエントリー
10:30 ~ 11:00
一本目終了後に一旦帰し港で休憩。
11:00 ~ 11:30
チームに分かれて2本目のブリーフィング。
12:00 ~ 12:30
2本目のエントリー。
13:30 ~ 14:00
帰港後ショップに戻りランチ休憩。
※休憩時間は、1時間程度です。
14:30 ~ 15:00
2本目で終了の方は解散。
3本目に参加の方のみ、港へ移動。
14:45 ~ 15:15
器材セッティング。
チームに分かれて3本目のブリーフィング。
15:00 ~ 15:30
3本目のエントリー。
帰港16:30 ~ 17:00
帰港。翌日のスケジュールをご案内。
宿泊先に送ってもらう。
ボートは2艇:船内は広く、トイレも着替えにも使えるスペースがあります。温水シャワーも付いています。
全長53フィート・定員30名・シャワー2基・トイレ
全長38フィート・定員17名・トイレ
所在地 沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
tel 098-985-7150
ダイビング体験談
トンバラ
ボートで港から約20~30分のポイント。流れが速いとこがあり中級者以上のレベルが必要。水深は最大30m。
久米島といえば「トンバラ」そびえ立つ大きな岩がある場所。大物ポイントで有名です。エントリー前から何が出るのか、ドキドキ楽しみなポイント。
潮の流れに合わせて潜行する位置を決めます。しっかりブリーフィングを聞き、エントリー開始です。
大物に会えるのでしょうか。。。
運が良ければハンマーヘッド、イソマグロ、ギンガメアジ、ネムリブカなどに出会えます。
潮の流れに沿ってドリフトで流します。潮の流れが速い方が大物に会えるのですが、残念ながらこの日は大物に合うことができませんでした。
会えるかどうか、わからないところもダイビングの醍醐味ですよね。
「大黒岩」
ボートで港から約20分。初心者レベルから潜れるのんびりと地形を楽しむポイントです。水深は最大20m。
岩のアーチに差し込む光がとてもきれいです。
岩のアーチをくぐり抜けたあとは、のんびり生物を探します。
流れがないのでじっくり探すこともできます。
地形と言えば宮古島のイメージですが、ここ久米島もなかなかです。地形派ならぜひ一度は行ってみて下さい。
流れがないので、初心者の方や、ブランクダイバーの方にもおすすめですよ。
「カメパラダイス」
そのポイント名の通り、あちこちにカメがいます。多い時は40匹とかいるそうですよ。アオウミガメがほとんどです。優しい顔つきでおもわず写真に撮りたくなりますね。多くのカメがいるので、写真も撮り放題。
リーフの上で食事をしているカメもいれば、寝ているカメもいます。よく探してみると本当にたくさんいます。
カメ好きならここのポイントはおすすめです。リクエストすれば連れて行ってもらえますのでぜひ。
ツバメウオの群れも中層にいました。
アフターダイブの楽しみ方
ダイビングをすると、そのあと食事を誘われることってよくありませんか?ダイバー同士仲良くなると、ショップの方も含めて夕食に一緒に行くことがあります。
共通の趣味があると、それだけで話が盛り上がります。色んな方のダイビングの話なども聞けて勉強にもなります。
でも、翌日のダイビングのことを考えるとお酒は控えめですね。そこは注意しましょう。
1つ久米島のお店を載せておくので参考までに。
「海鮮味処亀吉」
いつも地元の方や観光客で賑わっているお店です。いわゆる居酒屋さん的な感じで、色んなものがあります。
住所 沖縄県島尻郡久米島町字比嘉160-39
営業時間 11:30~23:00
定休日 火曜日
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海が素晴らしいのはもちろんですが、実際に行ってみてかんじたのは、港からダイビングポイントが近いこと。移動の時間がかからないので便利でした。
1本潜ったらその都度ショップに帰ってきて、シャワーを浴びてゆっくり休憩できます。
まだ行ったことのない方は、ぜひ久米島でダイビングしてみて下さい。
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